【教養2次】政策課題討議試験のポイント3編

1.はじめに
2.当日の流れ
3.政策課題討議のポイント3編
3-1.資料読解編
3-2.レジュメ作成編
3-3.議論編
4.最後に

1.はじめに

政策課題討議は俗に「グルディス」と称されますが、民間企業のそれとは少し違います。この記事では、そんな討議を乗りこなすためのコツを3つに分けてご紹介していきます!

💡政策課題討議って何?という方はこちらの記事へ

https://www.xkasumi.com/media/articles/gaiyou

2.当日の流れ

まずは、ざっくりどれくらいの時間をどこに割くのかを確認しましょう。
政策課題討議は、ランダムに編成された6人で討論を行う、長丁場の試験です。例年以下のようなタイムラインで進んでいきます。

所要時間内容
20分レジュメ作成
5分他の人のレジュメを読む
20分個別発表(各人3分)
45分討論
20分個人の振り返り(各人2分)

まず、20分間で問題と資料を読み込みレジュメを作成します。そしてその内容を他のメンバーに3分間で発表し、討論に入ります。討論が終わると、最後にこのディスカッションを通じて学んだことや、どう成長したか等について、個人の振り返りを2分で話します。

※しかし2020年度は以下のように変更がなされているため注意してください。
個別発表:各人3→2
グループ討議:45分→30
個人の振り返り:削除

(2020年度)

所要時間内容
20分レジュメ作成
5分他の人のレジュメを読む
15分個別発表(各人2分)
30討論

paper

3.討議を攻略するポイント3編

それでは、政策課題討議を攻略するためのポイントを「資料読解編」「レジュメ作成編」「議論編」の3つに分けて紹介したいと思います!

3-1.資料読解編

はじめは、問題と資料を読解する段階です。すべての土台になるこの段階が骨抜きになってしまうと、議論もうまくできません。

①資料を使って自分の意見を固める

問題には、問題文に加えてグラフや新聞記事などの関連資料が掲載されています。自分が全く知らない分野の出題されても焦らずに、資料をもとに意見を固めていきましょう。
ただし、資料読解+レジュメ作成で20分しかないため、同時並行で行っていくことが大切です。筆者は前半10分で資料を読みながら意見とそう考えた理由を固め、また同時並行でレジュメにそれら書き込んでいき、後半10分でレジュメの質を高めることに専念しました。

②AかBかの二者択一

問題文には、事前にA案とB案の2つが提示されており、そこから1つ選ぶように指示されています。
この2つは正反対の選択肢であることが多く、例えば2019年度は「大学への研究助成費は A広く浅く支給すべき B選択と集中すべき」の2択でした。
注意すべきは、問題文ではAかBのどちらかを選ぶことが求められているため、最初から「私は部分的にAです」といった中途半端な第3の選択肢を作ることはやめましょう。(議論の結果としてAとBの中庸にたどり着くのは大丈夫です。)
極端なのは承知の上で、論理的な理由に基づきどちらかのポジションを取ることが重要です。

3-2.レジュメ作成編

次に、レジュメの書き方についてです。自分の意見を整理するためにも、他の人にわかりやすく伝えるためにも、重要なステップになっています。

①基本的な書き方

筆者が周りを見ている中で多かったのは、以下のような書き方です。

  • 一番上に大きく自分の意見をAorBで書く
  • その理由を、参照資料の番号とともに書く
  • 問題で指定されている〈考えるべき事項〉について触れる
  • 時間とスペースに余裕があれば、この議論の中で論点になりそうなところや、AB案それぞれのメリットデメリットを書き出す。

もちろん、書き方は千差万別なので一例として参考にしてください。

Twitter

②「参照されるレジュメ」に

レジュメを書くうえで意識すべきは、「このレジュメにすべてがまとまっている!」「きれいでわかりやすく、内容がスッと入ってくる」と思ってもらえる、皆に参照されるレジュメになることです。なぜなら、自分が書いたレジュメが多くの人に読まれれば、自分の用意した土俵で議論が進められるからです。
討議では、議論の一歩先を見据えて発言をしていくことが必要です。そんな中で自分の用意した論やAB案の比較軸が議題になることは、議論の行く先を予想し、先回りして主導権を握ることに役立ちます。
また、時間内でレジュメをすばやく作成できるように、自分なりのひな型を作っておくと便利です。
参照されるレジュメを書いて、議論の覇権を握りましょう。

paper

3-3.議論編

いよいよ議論編です。これはいたってシンプルなアドバイスです!

メンバーを見てうまく立ち回れ

ここまでつらつらと書いてきましたが、はっきり言って政策課題討議は最も対策がしにくい試験だとだと思います。なぜなら、レジュメまではともかく、肝心の議論の中身は6人のメンバーの相性によるからです。
そんな運ゲ―の討議において重要なのは、自分はこのメンバーの中でどんなポジションでいればいいのか見極めることです。
例えば、政策課題討議ではA案とB案を自由に選んで良いため、自分だけA案で後の5人は全員B案という「選んだ案が圧倒的少数派だった」なんて場合もあり得ます。
そんなときは、「私の案を通さなきゃ!」とプレッシャーを感じすぎず、皆で1つのゴールにたどり着くことを心がけましょう。そのためにガンガン発言するのも、少し引くのもアリです。なぜなら、他の記事でも書きましたが、政策課題討議では結論をA,Bのどちらかに終着させる必要はなく、「○○な場合はA案に近い△△な政策で、××な場合はB案に近い□□な政策」という結論もありだからです。自分の案が支持されたかどうか、とうのは直接的な評価には繋がりません。
イニシアチブをとる人がいればその人をサポートするもよし、少数派の場合はガンガン発言するもよし、状況に応じてとるべき立場を考えるのがポイントです。

4.最後に

政策課題討議について、少しはお役に立てたでしょうか。
また質問等あったら、質問箱の方にお願いします!

この記事を書いた人

ぐしふぁ
ぐしふぁ
都内大学文系4年生。座右の銘は「鉄は熱いうちに打て」、目標は「有言実行」。初稿から締め切りを全く守れていない。

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