【政策論文】書き方のコツ①

先日、国家公務員試験総合職の1次試験の合格発表がありました。それに伴い、今から2次試験の政策論文や人物試験対策を行う方も多いでしょう。今回は、そんな政策論文について解説していきたいと思います。

目次

1.政策論文の概要
2.政策論文の書き方のコツ
2-1.時間配分
2-2.政策論文を書く手順
3.最後に

1.政策論文の概要

政策論文とは、いわゆる小論文試験のことです。与えられたテーマに対し、提示された資料を参考にしながら、自分なりの意見を記述していきます。

概要詳細
制限時間2時間
問題形式問いが1問&参考資料が2~3つ(英文やグラフの資料もあり)
文字数約1,500~ 1,800字

あまり点差がつかない試験ともいわれており、とある予備校の回答集を見ると、多くの人が約6~8割の点数に収れんするようです。

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2.政策論文の書き方のコツ

ここからは筆者が思う政策論文のコツを書いていきたいと思います(成績は14/20点、平均的でした)。あくまで個人の意見であることをご了承いただき、参考にしていただければ幸いです。

2-1.時間配分

政策論文の制限時間は、2時間です。これは体感でいうと、ぼーっとしていても大丈夫だが、ぼーっとしすぎていると時間が足りなくなるくらいです。途中でお手洗いに行ったりしても大丈夫です。
参考までに、筆者の時間配分を載せておきます。

時間内容
開始~20分①問題文・資料読み込み
20分~60分②構成を考える
60分~120分③本文執筆&見直し

2-2.政策論文を書く手順

先ほどの時間配分に沿って説明していきたいと思います。

①問題文・資料読み込み

試験では通常、問いのほかに2~3つの短い資料が与えられます。エッセイや新聞記事、本などからの引用や、何かの表・グラフなどです。基礎の基礎ですが、まずはじめにこれらをしっかりと読みこんで、何が問われているのか、何が書かれているのかを明確にします。掲載されている資料は、解決すべき課題を見つけるためのヒントにしたり、自分の主張を補強するために用います。読み進めると同時に、各資料の要約を脇にメモしておくと効率的でしょう。

②構成を考える

ここが最も重要なパートです。時間的にも、論文を書き直すことはできないため、しっかりと構成を練る必要があります。各資料で述べられていることを見ながら、自分の意見を組み立てていきます。コツは、以下の3つです。

政策論文の構成を考えるコツ

💡問いへの意義付け

なぜ問題にある課題を解決しなければならないのか、なぜ国が取り組む必要があるのかなどについて、自分なりに意義付けをする。
Ex.問題文に「解決すべき公共の課題をとりあげよ」とあった場合、そもそも公共の課題とはどんなもので、なぜ国が解決しなければならないのか、というところから考え、自分の言葉でまとめる

💡求められているものに、実直に答える

馬鹿正直に、問題文をコピーする。
Ex.「行政官に求められる専門性や役割について論じよ」とあった場合、「行政官に求められる専門性はAである」「役割はBである」と、わかりやすく答える。

💡考えやすい具体論から

難しく考えすぎずに、自分が一市民として行政にどんなことをしてほしいかを基に考える。
Ex.「2050年までに解決すべき問題について論じよ」と問われ、気候変動に着目しようと決めたとする。このとき、いきなり抽象的な政策論を考え始めるのではなく、「自分は一国民としてどんなことに困るだろうか?」という視点から、行政に求められるものを具体化していく。

1

③本文執筆&見直し

考えた構成をもとに、本文を書き進めます。多少欄外から語句を挿入したり、空白のマスができてしまっても大丈夫です。とにかく終わらせることが重要です。終わったら見直しをして誤字脱字チェックをします。

3.最後に

一つの記事では書ききれなかったため、字数配分や実際の答案例を載せた後編に続きます!あくまで一個人の体験であることを念頭に置いていただき、参考にしていただけますと幸いです。

この記事を書いた人

ぐしふぁ
ぐしふぁ
都内大学文系4年生。座右の銘は「鉄は熱いうちに打て」、目標は「有言実行」。初稿から締め切りを全く守れていない。

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